まん丸、メジャーへの道 4

まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 

久しぶりに真面目な記事です。
全く面白くないです。同じことを何度も繰り返しているだけでだらだら長いです。
最近の頭の中のグズグズ・モヤモヤを文字に起こすことで明確にし
少しは整理できるのではないかな?と思って書いてみただけです。
ゆえに考えを強要するつもりも、議論を戦わせるつもりもありませんので
この記事についてはコメント欄・TBは閉じます。
(反論・反証がおありでしたら、ご自分のブログにてお願いいたします。)
もちろん通常の記事としてカウントしません。

読むのやめようって思われた方はこちらへどうぞ。 → よりぬきまめみち

それでも読まれるという方はどうぞ。



いま日本の安全保障政策が重大な岐路に立っている。
集団的自衛権をめぐる問題だ。

国連憲章第51条によると、
国が固有に持ち合わせている自衛権は個別的自衛権と集団的自衛権の2つ。
日本はこれまで、集団的自衛権の権利は持ち合わせてはいるが
憲法9条により個別的自衛権しか行使できないという解釈により
戦後の安全保障政策を行ってきた。

だが、戦後70年近くが経ち世界情勢も大きく変化した。
ソビエト連邦が崩壊し、ベルリンの壁が崩され、東西冷戦が終了した。
世界のグローバル化、ボーダレス化が進む一方で
それを受け入れがたいとする国家、民族、宗教、集団らが、
その流れへの抵抗を先鋭化・激化するようになり新たな対立関係が生まれた。
経済的利害関係によって新たな協調と対立が生まれ
経済発展の進度・規模により大国同士のパワーバランスが変化した。
日本を取り巻く環境においても例外なく新たな協調と新たな脅威が生まれた。

こういう世界情勢の変化に対してこれからの日本の将来を考えた時、
状況に応じて何を変えず、何を変えていかなければならないのかを、
真摯に真剣に議論することは非常に大切なことだ。

政治家が信念を持って行動するのは当然のことだ。
信念の無い政治家など、サラリーマン政治屋だ。
安倍首相の政治的な信念は改憲だ。
世界情勢の変化に対応できるように、様々な点において
憲法を変えていかなければならないという信念をもっているのだろう。
そしておそらくそこには安全保障政策の変更、
つまり個別的自衛権しか行使できない自衛隊を集団的自衛権の行使もできるようにし、
更には国軍にしたいという考えも1つにはあるのだ。
そして今回安倍首相は集団的自衛権行使容認の必要性を提起した。
この集団的自衛権については遅かれ早かれ議論されるべき問題であったように思う。
どういう結果になるにせよ、
まずは賛否それぞれの立場からの意見をしっかり取り上げ、
論点を明確にし1つずつ問題点をクリアにして、
お互いに納得できるようにしっかり時間をかけて丁寧に徹底的に議論してほしいと思う。

と思うがゆえに、どうしても腑に落ちないことがある。

まず1つ目は、集団的自衛権行使容認か否かを議論する国会議員が、
今の有権者の意を反映している方々か?ということだ。
先の衆参両選挙で有権者の過半数の支持も得られていないのに自民が大勝し
安倍政権が誕生・追認されたのは現在の選挙制度と民主の自滅のおかげだ。
そして主張としては経済政策の成果を全面に訴えたからであろう。
少なくとも私は選挙中に自民の候補者から、
改憲や安全保障という言葉を1回たりとも聞いたことが無い。
政権・与党の改憲や安全保障に対しての主張を
有権者が何よりも最優先に考え積極的に支持したとはどうしても思えない。
つまり有権者は改憲・安全保障政策の自らの考えを現国会議員に託していないのだ。
その議員達でなされる集団的自衛権についての議論から導き出された結論は
国家の最重要課題である安全保障政策にもかかわらず、
はたして民意を反映しているのだろうか?

第2点目は、「閣議決定による憲法解釈の変更」という方法だ。
閣議決定は行政府の最高機関である内閣の統一意思決定の手段で
これからの日本政治の施政方針を示しているにずぎない。
ゆえにこの後この方針を国会が審議し法律として可決しなければ
閣議決定にはなんら効力はないのだが、
議会制民主主義の現状が政党政治である以上、政権=与党であり、
多数決の論理により閣議決定がひっくり返されることはほぼ無い。
つまり「閣議決定」は事実上のGOサインと同じことなのだ。
それを踏まえた上で、特に不安に感じているのは
憲法の条文はそのままに、解釈を閣議で変えるというやり方だ。
これは憲法の無力化に等しい行為だ。
極論を言えば、これを許せば時の為政者の権力の乱用・悪用を阻止するための
為政者を縛るための国民の憲法を、
縛られる側の為政者が好き勝手に解釈変更することができ、
権力を自由に行使できることになってしまう。
安倍首相がこのやり方を乱用し国民に対して
横暴な権力を行使することはまずないと思われるが、
十年後、数十年後の時の為政者が今回のこのやり方を前例にして、
絶対に悪用しないと誰が言いきれるだろうか。
後の世の火だねとなるような変化球的なやり方で
事を推し進めることは絶対にすべきではない。

ましてや今回は国の安全保障という最重要課題についての
これまでの憲法解釈を180度転換させるという重要で慎重な判断を有する内容なのだ。
同じ方向性の中の微調整といったレベルの話ではない。
いつも以上に丁寧に慎重な議論がなされるべきなのに
安倍首相の私的諮問機関からの「結論ありきの報告書」を受けて
与党内協議、閣議決定、そして数の力で一気に可決という手続きで本当にいいのだろうか?
民意をしっかり吸い上げそれを議論の机の上にのせ、
国民的な議論が徹底的に行われる必要があるのではないだろうか。

これまでの一連の動きには、あまりにも国民が不在すぎる。
今の安倍首相は自分の考えの具現化だけを目指して
周りの意見を聞かず独善かつ強引に事を進めているように見える。
驕れる平氏、久しからず。
強いリーダーは必要だが、それ以上にリーダーは謙虚でなければならない。

まとめてみる。

国家としての存立にかかわる最重要課題である安全保障政策である以上、
有権者でも様々な考えや意見を持ち様々な要望や要求があるはずだ。
にもかかわらず安全保障政策についての民意を反映しているとは言い難い
現在の国会議員たちにその大転換、
将来の安全保障政策を白紙全面委任してもいいのだろうか?
そしてYesマンだらけの有識者懇談会なる安倍首相の私的諮問機関からの報告書の提出、
それを受けて閣議決定という手続き方法、はたしてそこに民意は反映されているのだろうか?
国の安全保障政策は、民意を問わずして推進することのできない最重要課題ではないのか?

以上の点を踏まえて。

ドイツの社会学者マックスウェーバーは自らの『職業としての政治』の中で
「政治家にとって大切なのは将来と将来に対する責任である。」と書いている。
また坂本龍馬は「君が為 捨つる命は惜しまねど 心にかかる 国の行末」と詠んでいる。
自分亡き後の将来の日本に対してまで全責任を背負う覚悟をもって
自らの政治生命を賭けて自らの信念に基づいて成し遂げなければならない仕事。
安倍首相にとって改憲と安全保障政策はきっとそういう仕事なのだろう。
ならばこそ、この改憲と安全保障政策の転換は
憲法の解釈の変更といった姑息な方法ではなく、
ルールにのっとった正攻法で実現できるように事を進めるべきだ。
有権者に対して自らの考え、すなわち改憲と安全保障政策の転換を
正々堂々と真正面から主張し、懇切丁寧、誠心誠意、
何度でも繰り返し理解してもらえるまで愚直に訴え続ける。
そしてその上で有権者の判断を仰ぐ。民意を問うのだ。

つまり、9条改憲と安全保障政策の転換を唯一の争点に掲げ衆議院を解散する。

単一争点で総選挙してもおかしくないほどの最重要な問題だ。
選挙活動を通じて自分の考えや主張を繰り返し説明する。
論点・争点を曖昧模糊の玉虫色の表現でボヤかすことなくしっかり明確に示す。
有権者に将来の安全保障政策の有り方を真摯に熟考してもらい決断してもらうのだ。
そして選挙で勝利したら、堂々と正当な手続きを踏んで事を推し進めればよい。
改憲・安全保障政策の転換は民意なのだから。
ただし選挙に敗れたら潔く退くべきだ。
仮に安倍首相がどんなに正しい事で絶対に必要だと思っていても
有権者がその主張は受け入れられないと結論づけたのだから。

それがルールだ。

安倍首相はこういう大事で重要な問題こそ正々堂々と正攻法でやるべきだ。
政治生命を賭けて誠心誠意説明し尽せば、有権者もきっと誠心誠意こたえるだろう。
結果はどうなるかわからないが、
私も選択の機会を与えられたなら真摯に受け止め熟慮し決断し、
自らの意見を反映させるために悔いの無いよう1票に投じる。
そして導き出された結論には当然従う。

それがルールだからだ。



ということで、最後に私の集団的自衛権に対する判断基準です。

将来私の息子達やその仲間の少年野球の子供達が、
ヘルメットを鉄兜にかぶりかえることがないように。
バットで球を打っている子供達が銃で弾を撃つことがないように。
グラウンドを走り回る子供達が戦場で走り回ることのないように。
牽制や盗塁以外で死ぬことが絶対ないように。
そしてその子供達が大人になった時
毎晩、風呂上がりのビールで晩酌しながら
自分の家族と一緒に夕食の食卓を囲めるように。
そういう未来を子供たちに残してあげるためには
何を捨て何を選び、どういう選択をしていけばいいのだろうか?


ワールドカップが開幕し、メディアがその内容で一色に染まる。
国民の視線もワールドカップに注がれるだろう。
だがその陰で、国の重要政策変更の重大な動きがあることを理解し
注視していかなければならないのだ。



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