まん丸、メジャーへの道 4

まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 

普段はオチャラケてますが、1年に1回くらいはまじめに記事を書こうと思います。
いつもとは内容が違いますが、もしよろしければ最後までお付き合いのほどを…。
嫌でしたらすっ飛ばしてくださってOKですよ。(笑)



今から68年前の今日、全世界を巻き込んだ第二次世界大戦が終結しました。

でも、全世界に平和が訪れ、全人類が平穏に幸せに暮らし始めたわけではありません。
絶え間なく起こる地域紛争、宗教や人種・民族の対立、核の拡散、環境破壊、貧困問題…。
そして日本では、不毛な利権争いにより遅々として進まない復興、
放射能汚染の拡大とその解決の糸口すらみえない泥沼の原発問題…。
私たちは今これらの様々な諸問題に直面し、待ったなしの瀬戸際まで追い込まれています。



1992年の地球サミット(リオデジャネイロ)で、
12歳の少女セヴァン・スズキが行った「伝説のスピーチ」


こんにちは、セヴァン・スズキです。

エコを代表してお話しします。エコというのは、子供環境運動(ECO: Environmental Children's Organization)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで自然環境を守るための活動をしています。あなたがた大人たちにどうか生き方をかえて頂くようお願いするために、自分たちでお金を集めてカナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。
 
今日、私たちが話すことはすべて嘘のない本心の言葉です。なぜって私たちが環境運動をしているのは、私たち自身の未来のため。私たち子どもが自分の未来を失うことは、あなたがた大人が選挙で負けたり、株で損したりするのとは次元の違う問題なのです。

私たちがこれから話すことは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

世界中の飢えに苦しむ子どもたちの泣き叫ぶ声はあなたがた大人の耳には届きません。どこにも行くところがなく、次々と絶滅して行く数え切れないほどの生き物たちのことも同じです。だから世界中の子どもたちや生き物たちに代わって、私たちが話すのです。

太陽のもとにでるのが、私はこわい。それは、オゾン層に穴があいているから。
呼吸をすることさえこわい。空気にどんな危険な化学物質が混じっているか分からないから。
お父さんと一緒によくバンクーバーで魚釣りに行っていました。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまでは。

そして今、毎日のように動物や植物たちが絶滅していくのを、私たちは耳にします。
一度絶滅してしまった生き物はもう永遠にもどってはこないのです。

私には小さいころからの夢がありました。それは、いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルや熱帯雨林を見ることでした。でも、私は見ることが出来ても、私の子どもたちは見ることができるのでしょうか?あなたがた大人は、私ぐらいの年令の時に今の私と同じように未来の自分の子どもの心配したことがありますか?

こんな大変なことが物凄い勢いで起こっているのに、私たち人間ときたらまるでまだまだ余裕があるようにのんびりと構えています。まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。そして、あなたがた大人も本当の解決法など持っていないと思います。だからせめて「本当の解決法など持っていない」ということだけは自覚して欲しいのです。

あなたがた大人は、オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか知らないでしょう。
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか知らないでしょう。
そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって緑の森をよみがえらせるのか知らないでしょう。
だから大人のみなさん、どうやって直すのかわからないものを壊し続けるのはもうやめてください。

ここに集まっている大人のみなさんは、いろいろな国の政府の代表者や、企業や団体の代表者、そして、報道関係者の人たちです。でも本当は、あなたがたも誰かの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばさんです。そしてあなたがたの誰もが、誰かの子どもなんです。

私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです、50億以上の人間からなる大家族であり、3千万種類以上の生物からなる大家族です。いろいろな国の政府や国境がどんなに分け隔てをしようとも、私たち地球で生きるものたちが1つの大家族だということは変えようがありません。

私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
私は、今のひどい環境を見て怒りで心が震えていますが、それでも自分を見失ってはいません。
私は、今のひどい環境を見て恐怖で体が震えていますが、それでも自分の気持ちを世界の人たちに伝える勇気を持ち続けています。

私の国での無駄使いは大変なものです。買っては捨て、また買っては捨てています。そして、そんなにたくさんの物を無駄にしている北の国は、物が不足している南の国と分かち合おうとはしません。物が有り余っているのに、私たちは自分の富を少しでも手放すのがこわいのです。 カナダで暮らす私たちは十分な食物と水と住まいを持つ恵まれた生活をしています。食べ物も、水も、お家も、何でも十分にあります。時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたらきりがありません。

2日前ここブラジルで家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。一人の子どもが私たちにこう言ったからです。

「僕が金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所をあげるのに。それから、やさしさと愛情もね。」

住むところもなく今日食べる物もない一人の子どもさえ、自分のことだけでなくみんなと分かちあうことを考えているのに、全てを持っている私たちがこんなに欲が深いのはどうしてなんでしょうか?
この子ども達は、私と同じぐらいの年齢でした。私は、自分と同じくらいの年齢の子ども達がこんな生活をしていたことがとてもショックで頭から離れません。同じ人間なのに、同じ大家族の一員なのに、どこに生れついたかによってこんなにも人生が違ってしまう。もしかしたら、私がここブラジルのリオの貧民窟に住む子どもの一人だったかもしれないのです。そして、飢えに苦しむソマリアの子どもだったかもしれないし、大人たちの戦争の犠牲になった中東の子どもだったかもしれないし、インドで乞食をしている子どもだったかもしれないのです。

もし世界中の国の大人たちが戦争のために使っているお金を全部平和のために使えば、環境や飢餓の問題のために使えば、この地球が素晴らしい星になるでしょう。私はまだ子どもですが、それでもこのことを知っています。

小学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに世の中でどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、

 * 争いをしないこと
 * 話しあいで解決すること
 * 他人を尊重すること
 * ちらかしたら自分でかたずけること
 * ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
 * 分かちあうこと
 * そして欲ばらないこと

ならばなぜ、あなたがた大人は、私たち子どもに「するな」ということを、自分達はしているのですか?

みなさんは、今日何のためにこの会議に出席しているのか、どうかそのことだけは忘れないでください。そしてこのような会議をいったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためなのです。あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めてようとしているのです。

親たちはよく「大丈夫。すべてうまくいくよ」といって子ども達をなぐさめます。あるいは「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」と言いますよね。だけど今の地球の環境を見たら、もうこんな言葉を自分の子どもに向かって言えないと思います。私たち子どもの未来のことなんて、みなさんの議題の中にすら入っていないじゃないですか。

みなさんは、私たち子どもの未来のことを本当に考えてくれているのですか?

私のお父さんは、いつも「人間の価値は、何を言ったかではなく、何をしたかで決まる」と言っています。でも私は、あなたがた大人がこの地球に対していることを見て泣いています。それでも、あなたがた大人はいつも私たち子どもを愛していると言います。本当なのでしょうか?

もしそのことばが本当なら、どうか本当だということを言葉でなく、行動で示してください。

最後まで私たちの話をきいて下さって、ありがとうございました。




このスピーチの全文を読んで
「自然はご先祖様から受け継いだものではなく、未来に生きる子供から借りているもの」
というインディアンの言葉を思い出しました。

そして、この歌のことも…。





想像してごらん 
天国なんて無いと…。
ね、簡単でしょ?
足の下にも地獄なんて無いし
見上げれば、ただそこに空があるだけ。
想像してごらん 
そんな今この時を世界中のみんなが生きているんだって…。

想像してごらん 
国とか国家なんて無いと…。
ね、難しくないでしょ?
それを理由に人を殺したり、死ぬこともない。
そして宗教だって無いんだ。
想像してごらん 
世界中のみんながただ心穏やかに日々を暮らしている姿を…。

君は僕のことを夢想家だと言うかもしれない。
でもね、こんなことに思っているのは僕一人ではないはず。
いつの日か、君も僕と同じ事を思うようになって
そうやって世界はきっと一つになっていくんじゃないかな。

想像してごらん 
な~んにも持たないってことを。
僕は君ならできると思う。
欲張ったり飢えたりすることも無いんだ。
だって、人はみんな兄妹なんだから。
想像してごらん
世界中のみんながこの世のありとあらゆるものを分かち合っている姿を…。

君は僕のことを夢想家だと言うかもしれない。
でもね、こんなことを思っているのは僕一人ではないはず。
いつの日か、君も僕と同じ事を思うようになって
そうやって世界はきっと一つになっていくんじゃないかな。


                   (まん丸・訳)



様々な諸問題に、待ったなしの状態で直面している私たちが
何よりも第一義的に最優先に考えるべき、そしてとるべき行動基準はただ一つ。


「今、そして未来を生きる子供達のために。」


問題解決への方向性、何をすべきかの答えは
すでに出ているのではないでしょうか。





終戦の日に。





以上、三流亭まん丸でした。



~追記~

私が普段から非常に残念だと思っていることは、
終戦の日が8月15日であるということです。
夏休み、しかもお盆休みということで、子供達にとって8月15日は
「家族で旅行する(遊ぶ、)すっごく楽しい日」である以外何物でもなく、
わずか70年ほど前に世界が戦場となり日本も世界を相手に戦争をし、
世界が、日本国土が焦土と化し、
物凄い数の人々が命を失ったという事実に、
全く思いが及ばないからです。

もし、仮に終戦の日が、春休み・夏休み・冬休み以外の5月や10月だったとしたら…。

その終戦の日には、戦争について
小学校・中学校では授業や講義等で触れることでしょう。
「今日は終戦の日です。今から68年前に日本は戦争を…」とね。

そして毎年毎年終戦の日を迎えるたびに、子供たちは、
「戦争があった」という事実を、
「なぜ戦争が起こったのか」という歴史的背景を、
「戦争という狂気が引き起こした非人道的な数々の蛮行」を、
「戦争の悲惨さ」を、「平和の尊さ」を、
そしてそれらを踏まえた上で「これからどう生き、どういう世界を築いていくのか」を、
繰り返し、繰り返し、自分の目で読み、自分の耳で聞き、自分の頭で考え、
自分の心で感じることができるでしょう。

義務教育過程で絶対に触れておかなければならない最も大切なことを、
まさにその日その時に、子供達に直接に語りかける機会がないという事実。
「未来を生きる子供達」がしっかりと戦争と平和について
学んだり、考えたり、感じたりしておかなければ、
いくら私たちが彼らのためにと思って行動したことも
その真意が彼らに伝わらず水泡に帰してしまうことでしょう。

8月15日。

全小・中学校は、戦争・平和について学ぶための
一斉登校日にしてもいいと思っているのは、私だけでしょうか…。





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コメント

こんにちは、
はじめまして。
いつも読み逃げで失礼してます。
素敵なお話し見ることができて
ありがとうございます。
考えさせられる事いっぱいです。

2013.08.15  しがないおじさん  編集

師匠、こんにちわ。
私の母は85ですので、私は戦争の話を聞いて育ちました。怖い話もいっぱい聞きました。でも、私より下の年代はきっと身近に戦時中を生きた人間がいないかもしれない。それを考えるとやはり伝えていく必要があると思います。教科書以外に、人から人へ。だから、修学旅行はネズミーらんどより、唯一地上戦が行われた沖縄とか、原爆を落とされた広島、長崎などがよいと思います。うちの娘たちは沖縄と、長崎でした。日本は平和教育にもっと力をいれるべきですね。目先の平和だけでなく、それこそECOの子供たちが言っている平和。未来を生きるのは子供たちなのですから。

2013.08.15  ココうさ  編集

しがないおじさん、ありがとうございます。

しがないおじさん、おはようございます。

日常の忙しさにかまけて、真剣に考えなければならない将来のことから目を背けていたような気がします。
でも、もう待ったなしです。
右か左か、上か下か、100人いれば100様の考え方があるので、「こうあるべき」「こうすべき」というある一つの考え方に無理に早急にまとまっていく必要はないと思いますがですが、今起きている現実から目をそらさずに、一人一人が自分なりの考えや意見をしっかり持たなければならないと思いますねぇ。

2013.08.16  三流亭まん丸  編集

歴史を知らずして、未来を語るなかれ

ココうささん、おはようございます。
昨晩のNHKスペシャルで、終戦の日がいつか?の質問に答えられない20代の方々がいて、ショックを受けました。

「歴史を知らずして、未来を語るなかれ。」

氾濫している情報の中から、何が事の本質かを見極めどう行動していくかを判断するための基準は、「歴史」です。
将来を担う若者にはもっともっと「歴史」をしっかり学んでほしいですし、「歴史」を学んでもらうための環境整備こそ、今の大人がしなければならない最も大切なことなのかもしれませんね。

2013.08.16  三流亭まん丸  編集

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しれ~っと戻ってまいりました。

ちなみに、「三流亭」を名乗られる諸先輩方とは
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