まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 
2012年04月09日 (月) | 編集 |
どうも。

窮地に追い込まれたとき、発想の転換は大切ですね。
三流亭まん丸でございます。

「お寿司食べたい!」
「ね、お寿司食べようよ!」
「この間、回転寿司いったばっかりじゃないの、だって?」
「そりゃそうなんだけど…。」
「じゃあさ、お刺身を、握ったご飯の上に乗っけて食べるってのは、どう?」



彼が目を覚ますと、
そこは真っ暗な闇の中だった。

彼は自分が置かれている状況がまったくわからなかったが
何もみえない音ひとつしない
ただ真っ暗な闇の中にいることだけはわかった。

おーい!

彼は呼びかけてみたが、何も返ってこなかった。

おーい、だれかいるか~!!

何度か呼びかけを繰り返してみたが何も変わらなかった。

彼は不安を覚えた。
その不安は徐々に増大し、とうとう彼はじっとしていられなくなった。
彼はいたたまれなくなって闇雲に走った。

ゴン!

何かにぶつかった。

壁?

彼は闇の中を壁伝いに歩き始めた。
壁があるということはここは部屋だ。
ここが部屋の中ならば
どこかにこの部屋から出るドアがあるはずだ。
彼は必死に手探りで壁を探りながら歩いた。

コツン。

壁をまさぐっていた右手が壁からでている突起物に当たった。
慌ててその形状を確かめると球形をしていた。

ドアノブだ!

彼はその突起物を両手でつかみ、
時計方向に回しながら押してみた。
突起物の周りの壁は動かなかった。

ならば今度はと、
突起物を時計と反対方向に回しながら押してみた。
やはりそこの壁は動かなかった。

彼は焦った。

彼は必死に突起物を上下に動かしてみた。
左右に廻しながら手前に引いてみた。
だが、何も変わらなかった。

「あっ、あかない!」 

彼の焦りと不安は極限に達した。

「あ”~!!!!」

奇声を発しながら彼はついに力を行使した。
突起物のあたりの壁にむかって体当たりを繰り返し
壁を蹴破ろうと試みたりした。
しかし、全く変化はおきなかった。

突然、彼はパタッと倒れた。
その体は身動き一つしなかった。
そして2度と起き上がることはなかった。

しばらくして、
突起物付近の壁から真っ暗な闇の中に
縦に一条の光が差し込んだ。
その光の線は徐々に広がり、やがて四角のまばゆい光の面になった。
そしてそこに、その光を背に受けたシルエットが浮かび上がった。

「やれやれ、せっかく天国への扉を見つけたというのに…。
自分の力で開けることができなかったのう…。
残念じゃが、一緒につれていけないのう…。」

ポツリと呟きながら、神は、扉をスーッと横にスライドさせた。

四角い光は一条の線となり、
そしてあたりは再び真っ暗な闇に包まれた。


            (終)





いつも、いかなる時も、
余裕のあるココロと柔軟なアタマを。




以上 まん丸でした。


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