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まん丸、メジャーへの道  5

まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 

2019.06.20

サイズ

どうも

三流亭まん丸でございます。


妻が「将来カフェを開きたい」と申しておりましてね。
「じゃ、そこの食器は全部私が手作りしましょう」
と申しましたら、
間髪入れずに「結構です」と断られてしまいました。


・・・ま、私でも断りますな。(笑)




とある喫茶店。
そこに初めての若者が一人入ってきた。

「いらっしゃい」

カウンターに座った若者に
マスターが微笑みながら、
おしぼりとおひやを出した。

「どうぞ。」
「あれ?このお冷の陶器のカップ・・」
「私が作ったんですよ。」
「へぇ~、なかなかいい味出してますね。」

この店の食器類はすべて、
陶芸が趣味のマスターが作ったものだった。

「ご注文は?」
「あ、じゃあ、アイスコーヒーで。」
「かしこまりました。」
「アイスコーヒーのカップもマスターが?」
「ええ。」
「どんなのがでてくるか、楽しみだなぁ。」
「アイスコーヒーに、ミルクをおつけしますか?」
「あ、お願いします。」
「ミルクの量はいかがいたしましょう。」
「どういうことですか?」
「大きさが異なる3種類のミルクピッチャーがございます。」
「それもマスターが? しかも3種類も?」
「ええ。「小」と「中」と「親」です。」
「「親」? 「大」じゃないんですか?」
「親です。」
「じゃ、親で。」

しばらくするとアイスコーヒーとミルクピッチャーがでてきた。
ごく普通の手作り陶器のミルクピッチャーだった。
若者は不思議そうな顔でマスターに尋ねた。

「このミルクピッチャー、なんで親なんですか?」
「丸めた陶土に私の親指を突き刺して作ったんですよ。
私の親指サイズ、だから親。」
「じゃ、「小」と「中」は・・・」
「御察しの通り、私の小指、そして中指です。」
「なるほどね。」
「当店でのサイズ表記は、単純に「小」「中」「大」ではなく、必ず何かにちなんでおります。」
「おもしろいですね。」
「ありがとうございます。」



しばらくすると若者は小腹が空いてきた。

「何か、軽く食べられるものはないですか?」
「そうですね・・・、ホットドックはいかがですか?」
「ホットドッグ、いいですね。いただきます。」
「ソーセージのサイズ、いかがいたしましょう。」
「え? ソーセージのサイズも選べるんですか?」
「動物にちなんで3種類にサイズ分けしております。」
「どういう風にですか?」
「「ウマ」、「クジラ」、「マスター」です。」
「・・・マスター、見栄はってませんか?」
「いいえ。・・・どのサイズにいたしますか?」
「じゃ、「マスター」で。」
「かしこまりました。」



5分後。

「お待ちどうさまでした。」


出されたホットドッグには
「ポークビッツ」がはさんであった。





マスター = 私

ではありませんよ。(笑)






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しれ~っと戻ってまいりました。

ちなみに、「三流亭」を名乗られる諸先輩方とは
何も関係ありません。

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