まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 
2017年02月10日 (金) | 編集 |
どうも。

三流亭まん丸でございます。


昨晩のNHKニュース。

前回の大雪で
何百台もの車が立ち往生した国道沿いに住む高校生が
今回の大雪でも同様のことが起こるかもしれないと、
自らのお小遣いでカップラーメンを大量に購入して
立ち往生した車に乗っている人達に配る準備をしている。


ええはなしやぁ~。

困っている人にやさしい気配りができる
こういう若者がいる限り、
日本の将来はまだ大丈夫!



ということで今回は
皆様よくご存知の、このおはなし。



むか~し、むかし。

あるところに爺さまと婆さまが住んでおった。
爺さまと婆さまは、たいそう貧しかったんだが、
大変正直者で心が優しく、
とても仲良く暮らしておったんじゃと。


ある年の暮れのこと。
このまま正月のお供え餅も買えないということで、
爺さまはわらで笠を編んで町で売ることにしたんじゃ。
「じゃあ、婆さま、行ってくるよ。」
「ああ、どうかお気をつけて。」

爺さまは「笠いらんかえ」と一日中売ってまわったんだが
結局ひとつも売れんかった。
「せっかく婆さまも手伝ってくれたのに、残念なことじゃのう」


帰り道、ちらちらと雪が降り始めたんだが、
峠に差しかかるころにはすっかり吹雪になってしまった。
ふと見ると、道端にお地蔵さまが六つ並んでおってな。

「こんな吹雪の中、お地蔵さまもお寒かろうに。どうぞこの笠をお使いくださいませ。」

爺さまはそう言って、お地蔵さまに笠をかぶせてやった。


「ただいま、婆さま。」
「お帰りなさい。さ、早く中で温まってくださいませ。」
「婆さま。実は、笠は一つも売れんかった。すまんのう。でも帰り道にお地蔵さまが立っとったので、この吹雪で気の毒じゃから、かぶせてやった。」
「まあ、それはよいことをなさった。お地蔵さまもきっと喜んでるでしょう。」

爺さまと婆さまは、
穏やかな気持ちで床についたそうじゃ。


明けて翌朝。
昨夜のうちにすっかり雪はやみ、
陽光がキラキラと新雪を照らす
清々しい新年の朝だったそうな。

と、外がワイワイとにぎやか、
楽しい歌が聞こえ、
ドサッという大きな音がしたんじゃ。

爺さまと婆さまが外へ出ると、
そこには家に入りきらないほどの
大きな、大きな包みがおいてあっての。

「ひゃー、これはどうしたことじゃ」

遠くに、道を引き返していく
六人のお地蔵さんが見えたんだそうじゃ。

「お地蔵さま、ありがとう」
「いい正月になりそうですねぇ、爺さま。」

爺さまと婆さまは、
お地蔵さんの後ろ姿に手を合わせて
心から感謝したんじゃ。

「爺さま、お地蔵さまは何をくださったんでしょうかね。」
「さっそくこの大きな包みを開けてみるかのう。」

あけると中から、何百もの笠。



爺さまはポツリとつぶやいたんじゃ。

「かさばるのぅ・・・」






どうか大雪による被害がでませんように。








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