まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 
2015年01月20日 (火) | 編集 |
やばい…。
急に腹が!

ぎゅるるるる~

うう、どこかに便所は…。
ああ!
うううっ!
うわぁ! も、もうダメだ!

こ、公園だ。
便所は…
あった!
神様はいたぞ!

ほっ…

間に合った。

んっ?!
あれ?
トイレットペーパーが無い!
トイレにはそれはそれはきれいな紙様がいるっていってたのに
どこみてもいないじゃないか!

…まぁ、落ち着け。 

何かかわりはないですか ケツに寒さがつのります ♪
って、鼻歌歌っている場合じゃない。 
何かかわりになるものは…
なんにもない なんにもない まったくなんにもない ♪
って、鼻歌歌ってる場合じゃないけど、
歌わずにはいられないよ、まったく。

クサいから、とりあえず1回流そう。

さぁてと、どうするか。
ハンカチはあるんだけどなぁ。
会社出るとき事務のアッコちゃんから借りたやつだしな。
大体ハンカチ流したら詰まるだろ。
ふいたハンカチ、そこらへんに置きっぱなし?
ありえないなぁ。
じゃ、持ってかえって、そのままアッコちゃんにかえす?
もしバレたら「笑って許して」ってお願いするか?
…おれってバカじゃね?

おもいきって隣のブースに、紙とりにいくか。
いや、それはないな。
この格好で扉あけて外に出た瞬間に誰かと出くわしたら、相当恥ずかしいだろ。
でも、このまま半ケツ出したままじゃいられないぞ。
「男は危険であっても戦わなければならない時がある」って誰かが言ってたな。
って、そんなクサいこと言っても半ケツ姿じゃサマにならねぇ。
ふふ、トイレゆえにクサい話、って我ながらうまいこというね。
って、そんなこと考えてる場合じゃない。
隣まで、行くか?!
いや待て、早まるな。
隣のブースに紙があるとは限らんぞ。
あるか、ないかは、紙のみぞ知る…、なんてな。

お、人の気配。
誰かが入ってきたみたいぞ。
早まらなくてよかった~。
危うく半ケツ姿、見られちゃうとこだったぜ。

…でも、これは助けてもらう絶好のチャンスだぞ。
声かけてみるか?
勇気を持て、おれ!
がんばれ、おれ!
行くぞ、おれ!
よ~し!
「あのう~」
やばっ、緊張で声が裏返った。

う、う、う、うわぇ~ん!! 

バタバタバタ…

逃げ出しちゃった。
ちっちゃい子供みたいだったな。
怖がらせちゃったかな。
そりゃそうだよな。
薄汚い便所内で人の姿が見えないのに、
いきなり「あのう~」なんて裏返った変な声が聞こえてくりゃ
誰だって怖いわな。
ふう。

ケータイで助けを呼ぼう。
って、何て説明すりゃいいんだ?
ありの~ままの~ 姿みせるのよ~♪
てなわけいくまいって、鼻歌歌ってる場合ではない。
そもそも助けを呼びようがないじゃないか。
焦ってたから公園の名前、見てこなかったし。
それよりもあとで絶対に笑い話のネタにされるから、
連絡するの尻込みしちゃうわな。

こうなったらもう、このままもう少し半ケツのままにして、自然乾燥するか。
いや、乾燥してもふいてないことはかわりないだろ。
カピカピ感は嫌だし、汗でもかいたらもっと嫌だし。
って、ずっとそのままなわけないじゃん。
紙を手に入れ次第、直ちににふくだろ?
尻に火がついてる状態なんだから、なぁ。

キキーッ

お、外で自転車が止まったぞ。
入ってきてくれるかな。
ん、なんか話し声がする。
女と男の声だな。
おっ、入ってきたぞ。
よし、助けを…

「このトイレの中で子供が!」
ん?
「あとは、まかせてください。」
へっ?
「隠れていることはわかってます!」
も、もしかして?
「この便所内に不審者がいるという通報を受けました、出てきなさい。」
おまわりさんかよ!
どうする?
このまま黙ってると話がこじれそうだな。
正直に言わないとまずいかなぁ、こりゃ。
「おとなしく出てきなさい!」
「出たくても出られません!」
「いいから早く出てきなさい!」
え~い、神よ!
どうにでもなれ!
「紙が!」

事情を察したおまわりさんは
ポケットから携帯ティッシュを取出し、
扉の下からそっと差し入れてくれた。

解放された。

やっぱ、シャバの空気は美味いなぁ。
塀の外ってこんなに眩しかったかな。

そこには後光がさした阿弥陀如来さまのような
穏やかな顔をしたおまわりさんが立っていた。
この便所に神はいなかったが、
仏様が助けに来て下さったのだ。

「ありがとうございます。助かりました。」
「とんだ災難でしたね。」
「はぁ。」
「通報がありましたので、外に出て一応簡単に事情を説明してもらえますか?」
「はい。」

ふう、大丈夫そうだ。
大ごとにならなくてよかったなぁ。
いやぁ、それにしても焦った。
スッゲー汗かいちゃったし。
アッコちゃんのハンカチで汗ふくか。
ケツふかなくてよかったなぁ。

ポロッ

ん?
ハンカチとろうとして、なんかポケットから落ちたな。
れれ?
ポケットティッシュだ…。

ああああっ!

さっき駅前で貰ったの、忘れてた!

あ、おまわりさんがこっち見てる。
顔つきがさっきと違うぞ。
やばい、やばいぞ!
不動明王だ!


「それ、ティッシュですね。 …署までご同行願えますか?」



ああ、きれいサッパリ拭い去り、水に流してしまいたい記憶…。





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修正版を書いてみました。(2015.1.21)


やばい…。
急に腹が!

ぎゅるるるる~

うう、どこかに便所は…。
ああ!
うううっ!
うわぁ! も、もうダメだ!

こ、公園だ。
便所は…
あった!
神様はいたぞ!

ほっ…

間に合った。

んっ?!
あれ?
トイレにはそれはそれはきれいな神様がいるっていってたのに
どこにも紙が無いじゃないか!

…まぁ、落ち着け。 

何かかわりはないですか ケツに寒さがつのります ♪
って、鼻歌歌っている場合じゃない。 
何かかわりになるものは…
なんにもない なんにもない まったくなんにもない ♪
って、鼻歌歌ってる場合じゃないけど、
歌わずにはいられないよ、まったく。

クサいから、とりあえず1回流そう。

さぁてと、どうするか。
ハンカチはあるんだけどなぁ。
会社出るとき事務のアッコちゃんから借りたやつだしな。
大体さ、ハンカチなんか流しちゃったらつまるだろ。
つまらないかな?
いや、つまるよな。
って、ああ!もう!
つまらないことばかり考えてる場合じゃないだろ。
アホか、まったく。
もしハンカチでふいたら?
そのハンカチ、そこらへんに置きっぱなし?
ありえないなぁ。
じゃ、持ってかえって、そのままアッコちゃんにかえす?
もしバレたら「笑って許して」ってお願いするか?
…やっぱ、アホだ。

おもいきって隣のブースに、紙とりにいくか。
いや、それはないな。
この格好で扉あけて外に出た瞬間に誰かと出くわしたら、相当恥ずかしいだろ。
でも、このまま半ケツ出したままじゃいられないぞ。
「男は危険であっても戦わなければならない時がある」って誰かが言ってたな。
って、そんなクサいこと言っても半ケツ姿じゃサマにならねぇ。
ふふ、トイレゆえにクサい話、って我ながらうまいじゃない。
って、そんなこと考えてる場合じゃない。
隣まで、行くか?!
いや待て、早まるな。
隣のブースに紙があるとは限らんぞ。
あるか、ないかは、神のみぞ知る…、なんてな。

お、人の気配。
誰かが入ってきたみたいぞ。
早まらなくてよかった~。
危うく半ケツ姿、見られちゃうとこだったぜ。

…でも、これは助けてもらう絶好のチャンスだぞ。
声かけてみるか?
勇気を持て、おれ!
がんばれ、おれ!
行くぞ、おれ!
よ~し!
「あのう~」
やばっ、緊張で声が裏返った。

う、う、う、うわぇ~ん!! 

バタバタバタ…

逃げ出しちゃった。
ちっちゃい子供みたいだったな。
怖がらせちゃったかな。
そりゃそうだよな。
薄汚い便所内で人の姿が見えないのに、
いきなり「あのう~」なんて裏返った変な声が聞こえてくりゃ
誰だって怖いわな。
ふう。

ケータイで助けを呼ぼう。
って、何て説明すりゃいいんだ?
ありの~ままの~ 姿みせるのよ~♪
てなわけいくまいって、鼻歌歌ってる場合ではない。
そもそも助けを呼びようがないじゃないか。
焦ってたからこの公園の名前、見てないし。
それよりもあとで絶対に笑い話のネタにされるから、
連絡するの尻込みしちゃうわな。

こうなったらもう、このままもう少し半ケツのままにして、自然乾燥するか。
いや、乾燥してもふいてないことはかわりないだろ。
カピカピ感は嫌だし、汗でもかいたらもっと嫌だし。
って、ずっとそのままなわけないじゃん。
紙を手に入れ次第、直ちににふくだろ?
尻に火がついてる状態なんだから、なぁ。

キキーッ

お、外で自転車が止まったぞ。
入ってきてくれるかな。
ん、なんか話し声がする。
女と男の声だな。
おっ、入ってきたぞ。
よし、助けを…

「このトイレの中でうちの子が!」
ん?
「あとは、まかせてください。」
へっ?
「隠れていることはわかってます!」
も、もしかして?
「この便所内に不審者がいるという通報を受けました、出てきなさい。」
おまわりさんかよ!
どうする?
このまま黙ってると話がこじれそうだな。
正直に言わないとまずいかなぁ、こりゃ。
「おとなしく出てきなさい!」
「出たくても出られません!」
「いいから早く出てきなさい!」
え~い、神よ!
どうなってもシリませんぞ!
「紙!」

事情を察したおまわりさんは
ポケットから携帯ティッシュを取出し、
扉の下からそっと差し入れてくれた。

解放された。

やっぱ、シャバの空気は美味いなぁ。
塀の外ってこんなに眩しかったかな。

そこには後光がさした阿弥陀如来さまのような
穏やかな顔をしたおまわりさんが立っていた。
この便所に神はいなかったが、
仏様が助けに来て下さったのだ。

「ありがとうございます。助かりました。」
「とんだ災難でしたね。」
「はぁ。」
「通報がありましたので、外に出て一応簡単に事情を説明してもらえますか?」
「はい。」

ふう、大丈夫そうだ。
大ごとにならなくてよかったなぁ。
いやぁ、それにしても焦った。
スッゲー汗かいちゃったし。
アッコちゃんのハンカチで汗ふくか。
ケツふかなくてよかったなぁ。

ポロッ

ん?
ハンカチとろうとして、なんかポケットから落ちたな。
れれ?
ポケットティッシュだ…。

ああああっ!

さっき駅前で貰ったの、忘れてた!

あ、おまわりさんがこっち見てる。
顔つきがさっきと違うぞ。
やばい、やばいぞ!
不動明王だ!


「それ、ティッシュですね。 …署までご同行願えますか?」


天国と地獄は紙一重でございます。
コメント
この記事へのコメント
おはようございます

朝一番、用を足してから読ませていただきました。
普段、ペーパーホルダーに当然のように紙があることの有り難さを再認識しました。

いやぁ面白かった。
神から仏、阿弥陀如来から不動明王。なかなかの展開でございます。
ポケットからティッシュのくだりは圧巻。
天国から地獄はいつも紙一重なんですよねぇ。


2015/01/21(水) 06:22:38 | URL | たかのつめ #m5nORXto[ 編集]
たかのつめさん、おはようございます。

たかのつめさんのブログを読んだのが
きっかけで書いた記事です。
「トイレのウンチクですが、なんて落書きはやめてね」
と書かれていたので、こちらに…。(笑)

何でもないような事が幸せだったと思う~♪

当たり前のモノが当たり前にあるということが
いかに幸せなことか、よくわかりますよねぇ。(苦笑)
2015/01/21(水) 08:29:28 | URL | 三流亭まん丸 #-[ 編集]
たかのつめさん、ふたたびこんばんは。
「天国と地獄は紙一重」、
たかのつめさんのこのコメントの方が、
このはなしのオチにふさわしいですねぇ。
修正版、書いてみようかな?
という気になってきました。
その際は「紙一重」オチ、使わせてください。
よろしくお願いいたします。
2015/01/21(水) 17:42:08 | URL | 三流亭まん丸 #-[ 編集]
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