まん丸、メジャーへの道 4

まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 

秋。
ということで、今回はスポーツの秋にちなんで少年野球のお話を。

「キャプテン」というマンガをご存知だろうか。
野球の名門中学校の二軍の補欠だった谷口タカオが墨谷二中に転校してくる。
強豪校からの転校生という野球部員達の過剰な期待に
自分が下手くそであることを言い出せなかったタカオは
それから血のにじむような影の努力を重ね、
その結果誰からも認められる実力を身につける。
そしてその努力が評価され、タカオは新チームのキャプテンに任命される。
その谷口キャプテンの頑張りに引っ張られるように
弱小・墨二野球部が努力を重ね、強豪へと成長していくという物語だ。
谷口キャプテンは絶対に最後まで諦めない。
絶対に妥協しない。
困難を真正面から受け止め、ただひたすら粘り強く愚直なまでに努力を重ね、
それを乗り越える。
このマンガは野球における私のバイブルだ。

前にも書いたが私は今、地元少年野球の低学年チームの監督をしている。
普段はおちゃらけているが、野球となると人が変わるとよく言われている。
キャプテンがバイブルゆえ、どのように変わるかは容易に想像がつくだろう。
そんな私と正反対なのが、今の子供達だ。
指示されなければ自分からは動けない。
少子化で親が子供に手をかけすぎていているせいなのだろうか、
自分の頭で考え判断し自発的に行動するという習慣が身についていない。
でありながら反応が薄い、というより全く無い。
指示されなきゃ動けないにもかかわらず、指示に対して何の反応もない。
返事や挨拶が出来ないのは当たり前、
練習のやり方や注意するポイントを説明しても聞いてるのか聞いてないのか、
わかってるんだかわかってないんだかさえもわからない。
そしてすぐに諦める。
ちょっとでもきつかったり苦しいとすぐにやめてしまう。
続ける根気が全く無い。

そんな子供達を、ゼロから、わかるまで、できるようになるまで、
何度でも何回でも粘り強くとことん繰り返し指導する。
熱く激励し、冷静に諭し、厳しく叱咤し、大いに褒め、優しく語りかける。
コーチングスタッフと共に、子供達に説き続ける。

「考えろ。」
ミスを恐れずおもいっきり失敗しろ。
失敗しなけりゃ何が課題なのかがわからない。
そして今より上手にやるために、次は何をどうすればいいのか、
一球一球、一回一回考えろ。そして工夫しろ。
言われてやらされるのではなく、自分で考え自分から進んでやるのだ。
何をするにも自分の意志を持つんだ。

「自分に負けるな。」
もう駄目だ、でやめてしまえばそれ以上に成長することは無い。
もう駄目だ、からの1回のバットスイング、1球のノックが、自分の成長分なのだ。
自分の弱い気持ちに負けてしまうようでは、いつまでたっても絶対に上手くならない。
ましてや相手になんか勝てるわけがない。
自分で自分の限界を決めてはいけない。
自分で自分に逃げ道を作ってはいけない。

「諦めるな。」
できる、できるぞ、お前なら絶対にできる。
人によってやり方やかかる時間は違うけど、
諦めなければ絶対にできるようになる。
そして試合も同じ、諦めてはダメだ。
プレイボールの直後でも「ダメだ」と思ったら、その瞬間に勝負は決してしまう。
逆に0対50で負けていても、逆転すればそれを奇跡と言う。
奇跡は起きるものではなく、諦めない者が起こすものだ。
最後まで諦めなければ奇跡は必ず起こせる。
絶対に諦めるな。


現在、秋季大会が行われている。
春季大会で3回コールド敗けしたチームに、20点差をつけてコールド勝ちした。
また最終回2死走者無しから6点差を追いつき引き分けに持ち込んだ試合もあった。

1年前、ひ弱で無反応だった子供達のその顔が、
いつの間にか「僕たちだってやればできる。」という自信に漲った、
逞しさと頼もしさに満ち溢れた顔になっている。

もうすぐその秋季大会が終了する。
主力の4年生は高学年チームへ移り、新チームがスタートする。
新たな子供達による、ゼロから無限の可能性に挑戦する物語のスタートだ。

…これだから、少年野球はやめられない。




ここまでくそまじめな内容なので、ちょっとおまけ。

先日、グラウンドに遊びに来ていたOBの中学生達が話しかけてきた。
「監督ってあの人みたい、っていう話題で盛り上がったんですよ。誰だと思います?」
「意外と戦略家だから、野村監督かな。 」
「へっ?! 戦略家だったんですか? (苦笑)  違います。」
「じゃあ、闘将・星野監督かな。」
「いいセンきてますけど、それも違います。」
「誰だよ。教えろよ。」
「松岡修造。 あつっくるしいところがそっくり。」
「時々クサいことも言うから、ファブリーズも用意しとけよ。」



    修造









ポチッとしていただけると嬉しいです。

   ↓       

にほんブログ村 お笑いブログへ
にほんブログ村


コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

プロフィール

三流亭まん丸

Author:三流亭まん丸
しれ~っと戻ってまいりました。

ちなみに、「三流亭」を名乗られる諸先輩方とは
何も関係ありません。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック

月別アーカイブ

フリーエリア

Copyright ©まん丸、メジャーへの道 4. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

FC2Ad