まことか、うそか、あること、ないこと、てきとうに。話半分でご覧ください。 
2017年05月24日 (水) | 編集 |
どうも。

三流亭まん丸でございます。


ちょっとネタ切れです。
苦し紛れに「写真で一言」、やります。
(写真は、WEBからお借りしました。)



「写真で一言」 その1






写真で一言 その1

「お尻から産むなんて!」







写真で一言 その1

「タイムマシーンの出口がここだったとは!」







写真で一言 その1

「しずかちゃん、違うんだよ、いや、そうじゃなくて、だから・・・」







写真で一言 その1

「えっ? 全部脱がなくていいの?」







続いて。

「写真で一言」 その2




写真で一言 その2

ガメラ!! 








写真で一言 その2

ベンザブロック!








最後に。

「写真で一言」 その3






写真で一言 その3

ゆでたまご







写真で一言 その3

やかん外出禁止







写真で一言 その3

「大魔王、そこからじゃないだろう。」







写真で一言 その3

「ここがタイムマシンの入口だったとは!」








ネタ枯渇中に付き、少なくとも1週間程度は
新たな記事の更新はありません。


せっかくですので
皆様もボケてみてはいかがでしょう?


ボケはコメント欄をお使いくださいね。



そんでは。









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2017年05月23日 (火) | 編集 |
どうも。

三流亭まん丸でございます。


今週金曜日は、


いえ~い!

プレミアムフライデー!!! 



・・・覚えてました?(笑)




さて、プレミアムフライデーに懲りず、
来年度から「キッズウィーク」なるものをやるらしいですよ。


夏休みの最終週の平日5日分、休みを短縮。
その休みを別の月に移動して、
親などの大人も一緒に休暇を取れるよう、
政府が企業などに強く求め、
前後の土日と合わせて家族などでそろって
最大9連休が取れるようにします。
これにより、有給休暇の取得を促して「休み方改革」を進めるとともに、
観光需要を分散して地域の活性化をはかる狙いがあります。



なんかね、一生懸命残業して、
帰宅してからこういうニュースを見ると
無性に腹が立ちますねぇ。

こんなもん、子持ち世帯が子どもの夏休み中に
有給休暇を取れば、同じことだと思うんですよね。

よくもまぁ、次から次へとくだらんことを思いつくもんだ。



そもそも私の住んでいる地域は、
もうずっと前から8月最終週には
2学期が始まってるんですけどね。

もう1週早めるってことは、
盆明け早々に新学期ってことですか??
冷暖房も完備されていない灼熱の教室での授業。
教室で授業に熱中してたら
熱中症でバタバタひっくり返ったなんて
シャレにもなりませんよ。

子ども達もかわいそうにねぇ。



まだまだありますよ。

役所や大企業のように、簡単に休みが取れる企業が、
日本に一体どれくらいあるというのでしょう??

・・・無い。(笑)

中小零細、個人経営の商店や自営業は、「休む=収入減」。
契約社員や派遣社員だって休んだ分だけ給与が減る。
まして接客業、サービス業等はハナから対象外。

お父さんは休日出勤、残業残業で毎日深夜に帰宅。
お母さんも週5でフルタイムパートしないと
経済的に生きていけないご時世だというのに、
おとぼけ課長・・・
もとい、おとぼけ部長代理みたいな
寝ぼけたこと言ってますよねぇ。

だいたい親が休めなかったら子供の面倒は誰が見るの?
一週間もの間、行き場のない子が増えるだけでしょ。
ただでさえ、子どもの預け先が無いことが問題なのにね。
放置児童を増やすだけの愚策ですよねぇ。



仮にもし、もし、もし有給休暇が取れたとしたら、
子持ち世帯だけお休みしている間
それ以外の残された社員にその分のしわ寄せが。
そして休んだ本人も休み明けに出社したら
溜まった仕事にてんてこ舞い。
休みが一斉ではなく、個人単位ならば
休みが増えても仕事量は減らないってこと。
だったらいつも通り仕事してた方が、
周りにも迷惑掛けないし自分だってその方がいい。
休むなら、休日にしないとダメですよ。



そして、とってつけたように
観光需要で地域活性化なんて言ってますけど
そんな需要、生まれると思います??

だいたい今の一般庶民っていうのは
「金はあるけど時間が無い」のではなく
「余暇に使える金が無い」んですよ。

休みがいくらあったって
家でゴロゴロ、ウダウダしてるだけで
金が無きゃ何もしないし、変わらない。

ずっと面突合せてる夫婦の仲が険悪になるだけで
消費なんか増えるわけが無いでしょ。

「庶民は金が無い」、
ここが、こういう施策を考える上での
出発点でなければ、何をやったって愚策。

金さえあれば
へんな制度をわざわざ設けなくたって
勝手に休みとって遊びに行くんですよ。





最近ね、
こういう小手先だけのくだらないことを
平気で考える政治家とか官僚達って、
実は、本当にバ〇なんじゃないか?
って思うようになりましたよ。

プレミアムフライデーに、キッズウィーク。

なんでこんなことしか思いつかないの?

お勉強や忖度はできても
状況の把握や分析、問題解決のセンスは
もはや「キッズ」以下。

こういうキッズ以下の〇カどもに
日本の将来を委ねなければならないこと、
それが今の日本の弱点、
すなわち「キッズウィーク」なんですよねぇ。








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2017年05月19日 (金) | 編集 |
どうも。

三流亭まん丸でございます。



【 演目 「平成29年度版 ぜんざい公社 」 】


てんてけてけてけてって~ ♪



「ぜんざい公社」というお役所がございまして。

「おっ、久しぶりに、ぜんざいでも食べてみるか」

「あのう、こちらでぜんざい、食べられるのでしょうか?」
受付でおそるおそる声を掛けますと
「はい。」
というなんともそっけない事務的な返事。

その受付のオバちゃんと顔を見合わせて
しばし沈黙が流れます。

「あのう、どうすればよろしいのでしょうか?」
「食べるのはあなたですか?」
「はい。」
「では、4階の2番窓口へ行ってください。」



4階2番窓口。

「あのう、受付でこちらに行くように言われたのですが・・・」
「ぜんざいを食べるのですか?」
「はい。」
「あなたが食べるのですか?」
「はい。」
「では、マイナンバーカードをご提示ください。」
「持ってないんですけど・・・」
「では、マイナンバーをこちらの用紙にご記入ください。」
「マイナンバー、わからないんですけど。」
「では、6階5番窓口で手続きしてから、もう1度こちらに来てください。」



6階5番窓口。

「あの、4階2番窓口でマイナンバーがわからないっていったら、こちらへ行くように言われたんですけど。」
「あ、それでしたら、どうぞこちらへ。」

個室に通されると、PCを前に堅物そうなおっさん。

「あなたの身分確認を行いますので、質問にお答えください。」
「はい。」
「お名前を。」
「三流亭まん丸でございます。」

カチャカチャ、キーをたたいて入力している様子。

「ご住所は。」
「○○区△△町、への5番。」
「年齢は?」
「47歳。」
「好きな女子アナは?」
「えっ?!」
「いいからお答えください。」
「NHKの桑子アナ。」
「・・・確認がとれました。三流亭まん丸さんですね。」
「最初からそういってるんですけど」
「女子アナ好きの」
「そこ、どうでもいいんですけど。」
「どうぞ5番窓口前の待合でお待ちください。」

待合で。

「結婚しちゃう桑子アナ好きの三流亭まん丸さ~ん。」
「個人情報、いわないでください。」
「ショックでしょうけど元気を出して。」
「ご心配なく。」
「この証明書を持って4階2番窓口へ。・・・近江アナもいいですよ。」
「いらぬこと、いわんといてください。」



4階2番窓口。

「証明書、もらってきました。」
「はい、確かに。では、こちらが受付票になります。」
「これで食べられるのですか?」
「まだ食べられません。お金を納付していただかないと。」
「そりゃそうですね。」
「この受付票を持って6階2番窓口で費用を納付してください。」
「6階2番って、たった今6階の5番窓口から戻ってきたのに・・・」
「ここはお役所ですよ。」



6階2番窓口。

「4階2番窓口で、こちらでお金を納付してくださいといわれました。」
「では受付票を。はい、確かに。」
「いくらですか?」
「その前に。ぜんざいにお餅はいれますか?」
「そりゃ、もちろん。」
「では9階1番窓口で餅追加の手続き後、こちらへ戻ってきてください。」



9階1番窓口。

「すいません。餅追加したいんですけど。」
「今、担当者がおりません。」
「あなたでは、ダメなのですか?」
「私は栗追加担当ですので。」
「ひとつお聞きしてもいいですか?」
「はい。」
「そもそもぜんざいは餅入りが当たり前だと思うのですが。」
「餅担当者が不在なのでお答えできません。」
「餅が入ってないぜんざいは、そもそもぜんざいなんでしょうか。」
「餅担当者が不在なのでお答えできません。」
「そもそもあなたはどう思いますか?」
「餅担当者が不在ですのでお答えできません。」
「そもそもは基本的に、という意味なんでしょうか?」
「餅担当者が不在なのでお答えできません。」
「・・・ま、いいや。何時ごろに戻られますか?」 
「13時に戻る予定です。」
「あと2時間もあるじゃないですか。」
「横のビルがあんみつ公社ですので、そちらであんみつでも・・・」
「結構です! 待たせていただきます。」



6階2番窓口。

「行ってきました。」
「ずいぶんお時間かかりましたね。窓口、混んでましたか?」
「ガラガラで、でもヘトヘトです。」
「では受付票を確認させてください。ぜんざい・餅入り、ですね。」
「いくらですか?」
「200円です。」
「お、さすが役所。安いですね。」
「こちらが領収書になります。」
「いよいよ、食べられるんですか?」
「いえ、まだです。この領収書をもって4階2番窓口へ戻ってください。」



4階2番窓口。

「すいません、領収書、もって来ました。」
「確認いたします。では食券引換券を発行いたします。」
「これでやっと食べられるのでしょうか?」
「いえ、まだです。この食券引換券を持って、6階2番窓口へ行ってください。」
「6階2番窓口って、今行ってきたところですよ。」
「はい、そちらで、2500円お支払いください。」
「今、200円払ってきたんですけど。」
「あ、それは手続き代です。2500円はぜんざい代です。」
「ぜんざい一杯2500円って高すぎでしょ。」
「いやなら結構です。200円は返金できませんが。」
「いや・・・、行きます。」



6階2番窓口。

「食券引換券、持ってきました。」
「確認いたします。では、2500円、お願いいたします。」
「はい、2500円、お願いされました。」
「確かに。2500円お預かりいたします。こちらが貼付シールです。」
「シール??」
「このシールを食券引換券の点線の枠内に貼ってください。」
「これで、食べられるんですか?」
「いえ、そのシール付食券引換券を持って4階2番窓口へ行ってください。」
「また、4階2番に?」
「いやなら結構です。返金はできませんが。」
「行きますよ、行けばいいんでしょ!」


4階2番窓口。

「シール付食券引換券を持ってきました。」
「では確認いたします。はい、大丈夫ですね。こちらが食券です。」
「あの、これで食べられるんですか?」
「はい、これで手続きはすべて完了です。」
「何階に行けばいいんでしょ。」
「こちらの食券を持って、別館へ行ってください。」
「別館?」
「はい。 このビルを出て、徒歩20分です。」
「え~っ?! ここで食べられないの?!」
「いやなら結構です。では7階12番窓口で解約手続き申請を行い、これまでの窓口をすべて順番に逆回りして解約手続きをし、最後に6階2番窓口で解約手数料3000円を・・・」
「いえ、行きます!」
「では、その食券の裏に別館までの地図がかかれています。」



汗だくになりながら徒歩20分、別館へ。

「ふう~、ようやく着いた。」
「食券を。」
「はい。」
「お好きな席へ。」

席へ案内され、待つこと15分。
その間、お水一杯出てきません。

「あのう~、ウェイターさん。」
「ウェイターではありません。ぜんざい公社ぜんざい運搬担当副参事です。」
「副参事さん。」
「副参事さんではありません。ぜんざい公社ぜんざい運搬担当副参事です。」
「ぜんざい公社ぜんざい運搬担当副参事。」
「はい、何でしょう。」
「お水は出ないんですか?」
「こちらは役所です。食堂ではありません。」
「汗かいて、ノドがカラカラで・・・」
「ご希望ならば、お水をお出しすることはできますが。」
「じゃ、お水一杯お願いします。」
「では、本館に戻って4階2番窓口で・・・」
「結構です!」



さらに10分。
ようやくぜんざいが運ばれてきました。
ところが、パクッと一口かぶりついたものの
これがまったく甘くない。

「あの、副参事さん」
「ぜんざい公社ぜんざい運搬担当副参事です。」
「ぜんざい公社ぜんざい運搬担当副参事、これ、全然甘くないんですけど。」


「それは当然です。甘い汁は、役所が全部吸っちゃいますから。」







・・・と、ここまでがご存知「ぜんざい公社」でございます。

そしてここからが「平成29年度版 ぜんざい公社」です。

続きをどうぞ。








ムッとしながら、全く甘くないぜんざいをほお張っていると
新たな方が入ってきまして、私の横に座りました。

「あ、あの、ぜんざい食べに?」
「はい。」
「大変だったでしょ。手続き面倒で。」
「いえ。」
「しかも、べらぼうなお金、払わなかったですか?」
「いえ、まったく。」
「ここまで延々と歩いて、遠かったでしょ。」
「いえ、タクシー代、出してもらいました。」
「??」



そこへ、副参事が、誰も何も言っていないのに
栗入りぜんざいと渋い最高級宇治茶のセットを持ってきました。

「お待ち申し上げておりました。最高級ぜんざいでございます。」

その方、おいしそうにパクッと一口。

「おお! これは美味しい! 上品な甘さが絶妙ですばらしい!」



「 「甘い汁を吸わせるように」 と、政府の最高レベルから命じられております。お気に召していただけたでしょうか?  カケ様。」






てんてけけけてけてって~ ♪









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2017年05月18日 (木) | 編集 |
どうも。

三流亭まん丸でございます。

これから食事される方、
食事中の方、
食事後の余韻を楽しんでいらっしゃる方、
お読みいただくのは
後ほどにしていただければ
幸甚に存じます。




【 演目 「かみ」 】


てんてけてけてけてって・・・♪





ぎゅるるるる~

やばい…。
急に腹が!


うう、どこかに便所は…。

ああ!

うううっ!

うわぁ! も、もうダメだ!



こ、公園だ。
便所は・・・

あった!

神様はいたぞ!

ほっ・・・

間に合った。





んっ?!

あれ?

トイレにはそれはそれはきれいな神様がいるはずなのに
どこにも紙が無いじゃないか!

・・・まぁ、落ち着け。 

何かかわりになるものは・・・

なんにもない なんにもない まったくなんにもない ♪
って、鼻歌歌ってる場合じゃないけど、
歌わずにはいられないよ、まったく。

ま、クサいから、とりあえず1回流そう。



さぁてと、どうするか。

ハンカチはあるんだけどなぁ。

でもなぁ、
会社出るとき事務のアッコちゃんから借りたやつだしな。

大体さ、ハンカチ流しちゃったら、つまるだろ。

・・・つまらないかな?

いや、つまるよな。

って、ああ!もう!
つまらないことばかり考えてる場合じゃないだろ。

アホか、まったく。



もしハンカチでふいたら?

そのハンカチ、そこらへんに置きっぱなし?

ありえないなぁ。

じゃ、持ってかえって、そのままアッコちゃんにかえす?
もしバレたら「笑って許して」ってお願いするか?

・・・やっぱ、アホだ。



おもいきって隣のブースに、紙とりにいくか!

・・・いや、それはないな。

この格好で扉あけて外に出た瞬間に誰かと出くわしたら、
相当恥ずかしいだろ。

でも、このまま半ケツ出したままじゃいられないぞ。

そういや、
「男は危険であっても戦わなければならない時がある」
って誰かが言ってたな。
って、そんなクサいこと言っても半ケツ姿じゃサマにならねぇ。
ふふ、トイレゆえにクサい話、って我ながらうまいじゃない。
って、そんなこと考えてる場合じゃない。



隣まで、行くか?!

いや待て、早まるな。

隣のブースに紙があるとは限らんぞ。
あるか、ないかは、神のみぞ知る…、なんてな。



お、人の気配。
誰かが入ってきたみたいぞ。
早まらなくてよかった~。
危うく半ケツ姿、見られちゃうとこだったぜ。

・・・でも、これは助けてもらう絶好のチャンスだぞ。
声かけてみるか?

勇気を持て、おれ!

がんばれ、おれ!

行くぞ、おれ!

よ~し!



「あのう~」

やばっ、緊張で声が裏返った。


う、う、う、うわぇ~ん!! 

バタバタバタ・・・




・・・逃げ出しちゃった。

ちっちゃい子供みたいだったな。
怖がらせちゃったかな。
そりゃそうだよな。
薄汚い便所内で
人の姿が見えないのに、
いきなり「あのう~」なんて
裏返った変な声が聞こえてくりゃ
誰だって怖いわな。

ふう。




そうだ! ケータイで助けを呼ぼう。

って、何て説明すりゃいいんだ?

ありの~ままの~ 姿みせるのよ~♪
って尻丸出しの姿、見せたくないし、
鼻歌歌ってる場合じゃないし。

そもそも助けを呼びようがないじゃないか。
焦ってたからこの公園の名前、見てないし。
それにあとで絶対に笑い話のネタにされるから、
連絡するの尻込みしちゃうわな。



こうなったらもう、
このままもう少し半ケツのままにして、
自然乾燥するか。

いや、乾燥してもふいてないことはかわりないだろ。
カピカピ感は嫌だし、汗でもかいたらもっと嫌だし。

・・・って、ずっとそのままなわけないじゃん。
紙を手に入れ次第、直ちににふくだろ?
尻に火がついてる状態なんだから、なぁ。


キキーッ


お、外で自転車が止まったぞ。
入ってきてくれるかな。

ん、なんか話し声がする。
女と男の声だな。

おっ、入ってきたぞ。
よし、助けを…

「このトイレの中でうちの子が!」

ん?

「あとは、まかせてください。」

へっ?

「隠れていることはわかってます!」

も、もしかして?

「この便所内に不審者がいるという通報を受けました、出てきなさい。」

おまわりさんかよ!



・・・どうする?

このまま黙ってると話がこじれそうだな。
正直に言わないとまずいかなぁ、こりゃ。


「おとなしく出てきなさい!」

「出たくても出られません!」

「いいから早く出てきなさい!」

え~い、神よ!
どうなってもシリませんぞ!

「紙を!」



事情を察したおまわりさんは
ポケットから携帯ティッシュを取出し、
扉の下からそっと差し入れてくれた。


ああ、解放された。



やっぱ、シャバの空気は美味いなぁ。
塀の外ってこんなに眩しかったかな。

そこには後光がさした阿弥陀如来さまのような
穏やかな顔をしたおまわりさん。

この便所に紙は無く、神はいなかったが、
仏様が助けに来て下さったのだ。


「ありがとうございます。助かりました。」

「ははは、とんだ災難でしたね。」

「はぁ。」

「一応、外で簡単に事情を説明してもらえますか?」

「はい。」


ふう、大丈夫そうだ。
大ごとにならなくてよかったなぁ。

いやぁ、それにしても焦った。
スッゲー汗かいちゃったし。
アッコちゃんのハンカチで汗ふくか。
ケツふかなくてよかったなぁ。



ポロッ



ん?

ハンカチとろうとして、なんかポケットから落ちたな。

れれ?

ポケットティッシュ…。


ああああっ!


さっき駅前で貰ったの、忘れてた!




あ、おまわりさんがこっち見てる。

顔つきがさっきと違うぞ。
やばい、やばいぞ!
不動明王だ!


「署までご同行願えますか?」




天国と地獄は、紙一重でございます。





てんてけてけてけてって・・・♪









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2017年05月16日 (火) | 編集 |
どうも。

三流亭まん丸でございます。

いよいよ、クライマックス! 

・・・だといいんですけどね。(苦笑)



「お義母さん、尾山までじゃ・・・」
「何言ってんの! 何も見えないじゃないの、ここじゃ。」
「でも・・・」
「次が城山(じょうやま)って書いてあるじゃない。行きましょ!」


確かに尾山は山だったようです。
城山(じょうやま)を指し示す矢印の方向には
急激な下り坂が待ち構えております。

小枝と落ち葉に覆われた下り坂ほど怖いものはありません。
すべるんです。
私の頭頂部の円形脱毛症部分の比ではありません。
下りゆえに勢いがつくと、
そのままツイーっていってしまい
バランスを崩すとシリモチを・・・
シリモチならまだいいのかもしれません。
山の斜面をただ削って作られたようなほっそーい道を踏み外し、
斜面の下まで、バレーボールの回転レシーブのごとく
ゴロゴロと転がり落ちてしまうかもしれません。

しかもここ尾山を境に、
先の道の荒れ方は急激にひどくなってゆきます。
そんな恐怖感と戦いながら、
あせることなく一歩一歩しっかりと踏みしめながら
慎重に下ります。


そして、全員がようやく平場に到着したそのとき、
ついに恐れていたことが!


城山へ行く!と言いだしっぺのお義母さんが
「足が・・・」


そりゃねぇ、あなた・・・



草履だもの。 
       
         みつを




「やっぱり戻ろうよ。」
お義母さんにしてみれば実娘である妻からの説得に
「いやよ、海が見たいの!」

家から、毎日、眺めてるでしょう。

「でも、足が痛いんでしょ、これからまたきっとのぼるんだし。」
「でも、城山って書いてあったわ。きっともうちょっとよ。」
「もうちょっとってどれくらいよ。」
「・・・20分くらい?」
「行ったことないくせに! その根拠は?」
「なんとなくよ、なんとなく。」
「なに言ってんの。」
「大丈夫よ、あと少しなんだから。」
「だからあと少しって、何でわかるのよ。」
「女のカンよ。」
「私のカンじゃ、そうじゃないってよ!」
「ここまできたら、どうしても行きたいのよ!」
「もしかしたら1時間以上かかるかもしれないじゃないの!」
「もしかしたら20分かもしれないでしょ!」

2人の、しょうもない親子喧嘩のようなやり取りを
横で聞きながら、ぼんやりと頭の中で
「たぶんこういうことが遭難が起こる原因なのかな・・・」


・・・遭難?


ぎゃー!



「お義母さん、戻りましょう。
もしこのまま城山についたとしても、
結局は車のところまで、今来た道を戻らなきゃなりません。
城山まで到着できればいかようにでもなりますけど、
もしこのまま進んで城山まで到着できなかった場合、
戻る分の体力まで失ってしまったら、
それこそ遭難ってことですよ。」

「大丈夫よ! ケータイあるし・・・」







「・・・あら、圏外。」







あったりめーでしょっがっ! 





頼りにしてたケータイが使えないことで諦めがついたのか
隊長はここで探検を断念し、戻ることを決意したのでした。



足の痛いお義母さんを気遣いながらの下山も
いろいろあって大変でしたけど、そこは割愛。
でないと続続続続続続続までいっても
終わりそうもないので。(苦笑)
朝の連続ブログ小説が、大河ドラマになっちゃいます。

でも何が起こったのか想像しただけで
ゾクゾクしちゃうでしょ。



帰りの車の中でお義母さんが
「あ~、足が痛いわ。・・・でも、楽しかったわね。」

我が家族一同、苦笑い。

いやぁ、お義母さんって要注意人物だったんですね。
これだけ無鉄砲でハチャメチャな人だったとは
知りませんでしたねぇ。
これからは用心深くお付き合いしていこうと思います。(苦笑)



白浜里見古道において
お義母さんの知られざる一面を
発見したところで
この南総里見発見伝
そろそろおしまいです。




最後は、翌日のエピソードを。

古道彷徨の次の日、
帰りの渋滞が怖かったので、
のんびりするまもなく
朝9時に白浜の家を出発しました。

車の運転、大変つらかったです。

あわや遭難?!という
無茶苦茶、無謀な南総里見発見伝による筋肉痛で、
もう足が


バキン、バキン


だったもので。



               【 完 】






【つけたし】

このままだと白浜里見古道がとんでもなくひどいところ、
ってなっちゃいますので、きちんと補足しておきますね。

野島崎灯台から丸い太平洋、伊豆諸島の島々まで見渡せる
すばらしい眺望の白浜城跡の城山(じょうやま)展望台へは
よほどのことが無い限り、古道を海の方からのぼります。
弘法大師の芋井戸など様々な歴史的に価値のある名所や
野島崎灯台までを含めて、
ハイキングコースとして大変人気があるんだそうです。

城山への古道には、きちんとした案内板もあり
地元のボランティア団体により整備されておりますので
急な場所はあるものの、大変のぼりやすくなっていて
展望台へは地元の幼稚園児も訪れるそうです。

私たちは今回、よほどのことがあったために
城山のほぼ真北に位置する山側から古道に入ったようで、
低山地帯の真っ只中を北から南へ縦断するルートで
城山へ向かったようでした。

なぜ、山側からのぼったのか?

そこに山があるからだ。

とは申しませんが、
今度はぜひ一般的な整備された海からのルートで
城山展望台へ行ってみたいと思います。









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